研修会・セミナーの報告

第3回公開研究会

2008年11月8日
会場:日本女子大学(東京都文京区)

 今回は日々糖尿病患者の栄養指導を行っている管理栄養士さんから、糖尿病指導の現状についての話題提供がありました。テーマ1 は「糖尿病食事療法における現状と課題」(野渡祥子神奈川県立足柄上病院栄養課長)。合併症を持った糖尿病やインシュリン導入の増加。そんな中での高齢化、独居や2人世帯の増加、変則勤務や夜型生活等の様々なライフスタイルに合せた糖尿病指導を行っているが、糖尿病であっても自分らしい食生活や生き方ができる、実践しやすい食事療法のやり方がないか模索している。
地域との連携も視野に入れて、多くの問題提起がありました。
 テーマ2 は『糖尿病外来における栄養指導と「3・1・2 弁当箱法」』( 平良・クリニック平良管理栄養士)。糖尿病の専門クリニックの診療方針として、食事療法、運動療法を大変重要視しており、その連携も密である。診療経過や緻密な食事記録の基に行われている栄養指導の実際が紹介されました。比較的アバウトな「3・1・2弁当箱法」が当院で導入できるのか検討中である、との話題提供がありました。病院と地域のクリニックとの栄養指導の連携や、生涯続く食事療法はどうあったらよいか、課題は山積みで、続きは次回に持ち越されました。

文責:薄金孝子(理事)

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