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2010-02-01

子育て親育て

現在1歳半になる娘が居ます。
同年齢のお友達に比べると長い間ハイハイをしていましたが、ようやくひとりで歩けるようになり一ヶ月、視界も自由度も広がり、私の後を追いかけ、狭い家中を歩き回っています。公園に行けば芝山をかけ登りそうな勢いです。活動量が増え、食欲も旺盛に・・・と期待しましたが、当然親の思うようにはいきません。

食欲がすすむ時は、「コレ!コレ!」と言わんばかりに料理を指差し、「んー!んー!」と高い声で催促しお替りもします。小さなムチムチの手で健気に意思表示している姿には完敗です。よく催促されるのは意外にも魚料理で、鮭やカジキマグロ、ブリ、カレイ、舌平目など「おサカナだよ」というと、音で言葉を理解している様子で、大興奮で白飯と一緒にパクパクと食べられます。

保育園の先生によれば魚とご飯の組合せは他の子ども達もよく食べるとのこと。子どもは魚料理が嫌いで食べさせるのに苦戦するのでは?という先入観がありましたが、全くそうではない現実に考えを改めさせられました。私自身が比較的子どもの頃から何でも食べられて健康体だったので、わが子にもこのまま魚好きで居て欲しいと思います。

また、食欲がすすまない時は、朝の起床後や帰宅後に機嫌の悪い時です。食卓の子ども用の椅子に立ち上がり抱っこをせがんできます。夫婦共働きの我が家は、半日近く保育園に預けているため、親と過ごせる時間が待ち遠しく甘えたくなるのも解ります。そんな時は抱っこをすると安心するのか、それまで食べなかった食事をスムーズに食べ始めますが量は時によりマチマチです。食べない時は不安ですが、大きな体重の減りが無い限りは心配し過ぎないようにしています。

実際に子を持つ親となり、本や会話からうかがい知る以上に子育ての大変さ・大切さ・楽しさを実感すると同時に、周囲の方々の力を借りて親子共々育てられている事に、本当に感謝しています。

佐藤亜希子(フォーラム運営委員)