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2011-05-23

牛の話

進級した我が家のこども達も、5月にはいると少しずつ生活リズムを取り戻しつつあります。
保育園での生活も、園のリズム、クラスのリズム、自分のリズムができつつあり、お迎えに行くと
うれしかったこと、びっくりしたこと、できたこと、いろいろと話してくれます。

先日は、年中の長男が、
「牛がこ~んなにおっきくて、4ぴきも赤ちゃんがいて、えさもあげたんだ」と、
自分が感じたことをたくさん話してくれました。

「こ~やって、えさをあげてね、おじいちゃんが (えさの)あげかたをおしえてくれたんだ!」
「おれなんか ぜんぜんへいきだったんだよ!!」と、どうやら怖かったようでした。
「お母さん牛のおっぱいがぼよ~んってなっていて、ここから牛乳がでてくるんだよ。」

かわいらしい、こどもの観察だな~と思いながら聴いていました。

園の先生から聞いた話では、お昼寝前の紙芝居で牛の話をすると、子どもたちが「見たい!」と
いうことになり、子どもたちのリズムや天候などのタイミングをみはからいながら、近隣の酪農の方に
お願いして実現したそうでした。

家では、「おれ 牛乳、飲んだんだ!」と、
いつもはおやつ時にあまり気乗りせず飲んでる牛乳を飲んだことも言っており、
食べ物の流れを体験することのすごさ、を改めて感じました。

同じころ、避難地域の福島の牛や豚などの安楽死というニュースが。
こども達に聞かれたららどのように説明したらよいのか、考えてしまいました。

田村 みどり(フォーラム運営委員)