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2011-10-08

「食のほっとタイム」荒浜小学校のお弁当(6)

10月6日(木) 
今日は1~3年生の遠足のお弁当を届けました。
行き先は八木山ベニーランド。あいにくの天候でしたが、
お弁当を食べる時には少し雨もあがりました。
ボランティアは食品栄養学科3年高橋亜弥、鈴木愛可、小山奈美、柴田と平本です。
出来上がったお弁当は、いつものように
LAC(リエゾン・アクション・センター)の伊勢さんが運んでくれました。

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メニューは低学年ということで、
主菜はどの子も好きな「卵焼き」と「鶏のからあげ」にしました。
ポイントは野菜料理です。
夏のお弁当の際に野菜料理が食べられない子どもがみられたので、
今回はずいぶん考えました。
そして、甘みがあって色もきれいな「かぼちゃのサラダ」、
しっかりした味の「ひじきの煮物」、
だしのきいた「ブロッコリーのお浸し」です。
緑の野菜が苦手な子がいるので、ブロッコリーはかつおだしに浸したところ、
「おいしい!」と言ってくれたとのこと。
返ってきたお弁当箱はどれもきれいに食べてありました。
大成功でした。

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6月から始まった荒浜小学校の遠足・校外学習でのお弁当支援も
今日が最後になりました。
お弁当という「モノ」に、
少しでもおいしい食事を食べて身も心も元気になってほしいという「ハート」をこめて
約30名の学生で続けてきました。
早朝からの慌ただしい料理作りの疲れも、
子どもたちの喜んでくれる姿をみると吹き飛んでしまい、
また次回もおいしいお弁当を作ろう!と頑張ってきました。
まだまだ、復興の道のりは遠いので、自分たちにできるボランティアができればと思います。

平本 福子(フォーラム理事・宮城学院女子大学)