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2013-09-05

私の食文化あれこれ

今年のお盆休みも、実家のある鳥取市に帰省しました。
 
今回、美味しいと思ったのは、唐辛子の炒め物。
鳥取の唐辛子は、緑色で長くて、全然辛くありません。
子供の頃は、網とかグリルで焼いて、醤油をかけて食べていました。
それも美味しいのですが、母がテレビで見たという、唐辛子を適当な大きさに切り、オリーブ油で炒め、塩昆布で味付けをするという料理にはまってしまい、あまりに美味しいので、親も驚くほど、大量に食べてしまいました……。
 
上京して、唐辛子が辛いのにびっくりしましたが、今、思い起こせば、食べ物や料理に関して、その違いに、いろいろと驚くことがありました。
まず、鳥取の大根は丸くて、蕪と同じような形でした。
絵本で見るような長い大根が食べてみたいと、ずっと憧れていましたが、食べてみたら、味はそんなに変わりませんでした(笑)。
「ところてん」は、お砂糖とお醤油をかけて、甘く食べるものでしたが、なんと、東京では、酢醤油で食べるので、これはおやつではないのでは??? と、すごい違和感でした。
「ちくわぶ」は、竹輪ではなく、小麦粉をこねた味のないものでしたし…(笑)。
そういえば、祖母は、キャベツのことをカンランと言っていました(これは明治生まれのせいでしょうね…)。
 
納豆は、親戚が送ってくれて見たことはありましたが、その時に食べる勇気があったのは父のみで、大学生になってから、生まれて初めて食べた納豆は思っていたより美味しいものでした。
今では、鳥取のスーパーでも、種類は少ないですが、販売されています。

日本も狭いようでいて、食文化もずいぶん違うものですね。
みなさまがお住まいのところは、いかがでしょうか。

東 一代(フォーラム事務局)