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2021-11-12

ハバネロ

今までテレビの激辛グルメ番組でしか聞いたことがなかった「ハバネロ」が、我が家にやってきた。

赤唐辛子の苗を買いに行った夫が、たまたま見かけた「ハバネロ」の苗を試しに1本購入し植えてみたところ、どんどん成長し夏にはきれいなツヤツヤした赤い実がたくさん収穫できた。

耳にしたことはあっても、見たことも触ったこともなかった。そこで、どのように食べたらよいか調べてみた。思ったより危険だということがわかりびっくり!!

ハバネロの実は「唐辛子よりも刺激が強く、むやみに手で触ると危険」と書いてあった。どうしたらよいものか、しばらく考えてしまった。

ひとまず、ポリ手袋と眼鏡(推奨はゴーグルとのこと)で対策し、注意しながら1個をみじん切りにし、野菜炒めに入れて食べてみた。最初はそのフルーティな辛味で美味しく食べはじめたものの、最後は舌がピリピリとなり、大量の汗が吹き出してきた。

数十個もある赤い実は食べきれないとわかり、せっかくだからと職場に持参したところ、私と同じく誰も見たことも触ったこともないとのこと。みんな興味津々でチャレンジするためにすべて持ち帰ってくれた。その後の状況をあまり深くは聞かなかったが、さまざまな激辛料理を堪能してくれたようだ。

そんなハバネロが、秋になっても次から次へと実ってくれている。そして多年草のため、今でも元気で育っている。このままでは、来年夏も汗をかきながらハバネロ料理を食べることになりそうだ。

なお、一緒に植えた赤唐辛子は保存するためすべて乾燥させている。

 

夏のハバネロと赤唐辛子。ツヤツヤでとてもきれいな赤い色。

 

秋のハバネロと赤唐辛子。虫に食われはじめたので緑のままで収穫した

 

中村里美(フォーラム運営委員)