「弁当箱ダイエット法」研修会報告
2004年10月23日 高知研修会
学習者は、県下の食生活改善活動を担う18名と教育委員会職員1名の計19名。研修会は、日常の食事のアセスメント、「弁当箱法」のレクチャー、カードを用いた演習、弁当を詰めて試食し、評価することを内容とした3時間コースでした。
終了時アンケートでは、“弁当箱法をヘルスメイトとして地域の人に伝えることが”「できると思う」44.4%、「まあまあできると思う」55.6%でした。また、18名が4日間の自宅実践に挑戦することになり、うち18名のレポート提出がありました。
2004年11月7日 東京研修会
「食育プロモーター(仮称)」ネットワークの提案(足立)、弁当箱法の実践における「しっかり詰める」ことの必要性についてのレクチャー(針谷)を行いました。その後、実習準備された料理と弁当箱に「しっかり詰める」実習を(A)成長期の小学生高学年、(B)しっかり食べたいOL、(C)Ⅱ型糖尿病が気になる会社員、(D)高血圧が気になる会社員、(E)肥満が気になる中高年女性につき、テーマにあった弁当箱を選び、詰めて、発表しました。初めての学習者も、昨年度の学習者もエビデンスに基づき「しっかり詰める」必要性は納得できたようでした。
しかし、実践で「しっかり詰める」ことができたのは若干名で、学習者自身の実践が、プロモーターの第一歩となることが確認できました。
針谷順子(副理事長)
2004年11月27日 仙台研修会
11月末とは思えない暖かな中で、昨年に続き仙台での「弁当箱ダイエット法」第二弾の研修会を行いました。学習者(中学生女子)、高齢男性(独居)、中年女性(主婦)、40歳代男性(境界型糖尿病)を設定し、実際に弁当を詰めた後、学習者の目標像(どのようになってもらいたいか)を話し合い、発表し合いました。
終了後、学習プログラムの作成に向けて「もっと時間がほしい!」の声が多く、次回への期待がよせられました。
平本福子(理事)
2005年1月17日 神戸研修会
学習者は、兵庫県の栄養士会の理事を含む18名、勤務先は多用で県下全域からの参加でした。
会の間や終了後には、各人から具体的個別な質問があり、また、既に弁当箱法を実践している人もいたので、個別相談に応じる時間を設ける必要を感じました。これから伝達講習をしたいという声も多く聞きました。また、「Cカード」については、多くの学習者が関心を持ち、現段階のものでも購入したい旨の要請がありました。
針谷順子(副理事長)