2011-07-11
「食のほっとタイム」荒浜小学校のお弁当①
6月24日(金)
仙台市立荒浜小学校5,6年生の遠足のお弁当を作りました。
荒浜小学校は津波で校舎が全壊し、被害が大きかった学校です。
避難所では弁当作りは難しいことから、私たちが引き受けました。
今日のメンバーは白田美里、高野有菜(食品栄養学科4年)と平本です。弁当を運んでくれるのは、LAC(リエゾン・アクション・センター)地域コーディネーターの伊勢さんです。
調理実習室で早朝から、がんばって35人分のお弁当を作りました。
さすが4年生手際がいいです。
弁当箱はNPO法人食生態学実践フォーラム考案のものです。
5,6年生なので、上下300mlで600mlに面積比で主食(ごはん)が3、主菜(鶏肉、卵焼き)が1、副菜(キャベツ、人参、ゆで野菜)が2に詰める、「3・1・2弁当箱ダイエット法」で味も栄養バランスもバッチリ!
今回の弁当支援では上記NPOから弁当箱や食材費などの支援を受けています。
メニューを書いたメッセージカードも添えて布で包めば、愛情たっぷり手作り弁当の出来上がり。
写真中央がボランティア学生のふたり。
子どもたちに挨拶をして。
「おいしい!」との声に疲れも吹き飛びます。
子どもたちからは次回のお弁当の料理のリクエストが次々と……。
食べ終わったお弁当を大学に帰って洗ったところ、きれいに空になった弁当箱ばかりで、ビックリ。
男の子では足りない子もいたので、次回はお替わり用のおにぎりを持っていくことにしました。
平本 福子(フォーラム理事、宮城学院女子大学)