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2013-01-21

誕生日はお赤飯でお祝い

今日は私の66歳の誕生日。

先日の日曜日に娘たちが来てお祝いをしてくれましたが、やはり誕生日は今日。
健康でいきいきと暮らしていることへの感謝の日。そうだ、自分に何かお祝いをしたい。
さて、何がいいかな・・、私のためだけにお赤飯を炊くか・・・

長年一緒に暮らしていた姑は、家族の一人一人の誕生日には必ずお赤飯を炊いてくれていました。
結婚したその年の誕生日にもお赤飯を炊いてくれ、実家の親にもしてもらったことがないので感激したことを思い出します。
ささやかなお祝いの気持ちをお赤飯にこめて炊きこむ、嫁いだ娘、その連れ合い、孫にも毎年、毎年、届けていました。

お赤飯を炊くとき、前日にササゲを茹でて、その茹で汁にもち米を浸しておきますが、その時には必ず、「豆だけに塩を振りかけておいた方がおいしいわよね」と言って、ザルの固めにゆでた豆に塩をして一晩おいていました。

今、私も家族のお誕生日にお赤飯を炊いています。
「豆だけに塩を振りかけておいた方がおいしいわよね」の声が、いつもどこからか聴こえ母と一緒に作っているような暖かな気持ちになります。

この1年間は、娘たちが耕ったミドリ米でお赤飯を炊きました。
私がお誕生日にお赤飯を炊くことができなくなったときには、娘たちがきっと受け継いで炊いてくれることでしょう。

ちなみに、今日は「女子大生等を学習者とした“3・1・2弁当箱法”体験セミナー」で、疲れて帰り、残念ながら、私のためのお赤飯は、同じ古代米の黒米をいれた炊き込みおこわでした。

薄金孝子(フォーラム理事)