2015-01-06
我が家のお節料理
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2日に嫁いだ娘たちの家族が集まり、賑やかで幸せな新しい年の始まりでした。
3日に2人帰り、4日に2人帰り、5日に2人帰り、6日の今朝はいつもの静かな老夫婦2人の食卓となりました。
新年を祝う我が家のお節料理で必ず作るものは、昆布巻き、ごまめ、栗きんとん、豆きんとん、黒豆煮、伊達巻、松風焼き、チキンロール、煮しめ、紅白なます、きんびらごぼうです。
かまぼこと数の子などを買って、大皿や、お重に盛り付けています。
長年一緒に暮らしてきた義母と一緒に作ってきたもので、昆布巻きの芯は身欠き鰊と決まっていました。
鰊はお米のとぎ汁で一晩寝かしてから、いつも鰊の長さと昆布の広さを考えつつ巻き方を悩んでいた母を思い出しつつ今年も煮ました。
結び昆布や椎茸昆布などは日頃よく煮ますが、鰊で巻いたのはお正月だけです。
野菜の煮しめもいつもと違い、人参を梅花にきったり、蓮を花蓮にしたりし、どの料理も1年に1回しか作らないようにして我が家のお節料理としています。
娘たちは、「松風焼きのレシピ教えて」、「いつも食べるばかりでこんなに作れるかな」と言っています。
お重箱に入ったお節料理が高価で売られていますが、1年に1回しか作らない料理のおせち料理が我が家のお節です。
このおせち料理も食べてくれる人がいないと作る気にもなりません。
健康でボチボチでも料理を作ることができて、集まってくる家族が、「ワァーお節だ」「美味しい」と食べてくれた幸せな1年のスタートでした。
薄金孝子(フォーラム理事)