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2013-03-18

○○周年の同窓会

本当にしばらくぶりに小学校の同窓会がありました。
幹事は昔のリーダーです。
受付で誰だったっけ?と思っても直接聞けず、友人にこっそり聞いた同級生もおりました。
しかし、会話が進むにつれて過去の記憶がよみがえり、名前を思い出せなかった友人の顔が昔の顔とダブり、時間が急速に巻き戻りました。
10クラス中、ご出席いただいた3人の先生方が昔のように出席をとり、皆当時に戻って元気よく返事をしました。

司会者の「今日は皆6年生に立ち帰り、楽しいひとときを過ごしましょう」の挨拶をきっかけに、給食に見立てた会食は和やかに行われ、丸テーブルはいつの間にかぶどうの房のようにつながっていきました。

丸テーブルに立てかけてあったクラス写真と名前、出席者の顔を見比べ、過去の出来事を懐かしみました。
クラスの数人だけが知っていたエピソードなども飛び出しました。
また、私が感じていたことを多くの友人が同じように感じていたこと等がわかり、ほっとしたり、近親感が湧いたりと。
さらに、それぞれが友人達をどのように見ていたか等も垣間見られ、その延長に今の自分があることを再認識したりしました。

多くの子供達に関わられた先生方は、私たち以上に子供達の名前やその時の状況を覚えておられ、“すごい!”の一言でした。

二次会が終わって家路につき、「同窓会って何?」と思いました。
小学校で机を並べ学習し、遊んだ仲間達が、就職、結婚、子育て等を経て再会する。
そこには、名前の呼び捨てや○○君と呼んでも何の抵抗もないフラットな関係性がありました。
また、頼りになる存在でもありました。
元気をもらい、また出席しようと思った集まりでした。

田中久子(フォーラム運営委員、女子栄養大学)