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2015-09-07

中学の同窓会

先日の土曜日、駅前のホテルで第8回中学校の同窓会が開かれました。この会は3年ごとに開かれていますが、例年150人程度の参加者と、先生方が参加してくださいます。

今年も約150名、先生方は77歳から89歳までの8名が参加してくださいました。皆お元気で、一言ご挨拶には年齢の報告も加わっていました。お聞きしながら、目の前の先生方が中学時代の先生方にタイムスリップし、いろいろな出来事が思い出されました。現実に戻ったときには、先生方の年齢になるまで、元気でいられるかなあとぼんやり考えていました。

今年、当クラスは幹事を担当し、準備に向けて同窓会のシナリオを検討しました。学校からお借りした昔の鐘を合図に、1限目は美術の時間で先生方の似顔絵クラス対抗、2限目は音楽と体育で、なつかしの歌や流行したステップ練習の企画です。休み時間は、先生方やクラスの歓談としました。企画で集まった回数は計5回、毎回クラス会をしているようだと当時のクラス委員長は話していました。私は同窓会のロールプレイを行った5回目のみに参加しましたが、中学生に帰った気持ちになりました。また、そばで話している仲間の雰囲気は、大人になっても変わらないなあと思ったりしていました。

同窓会当日、歓談は2回とりましたが、授業が盛りだくさんで、あっという間に時間がすぎました。足らなかったところは、クラスごとの2次会で補充したようでした。「次のクラス会まで生きていろよ」と友人の医師が言いました。

中学生時代を振り返ると、12クラス、1クラス55名の多人数でした。そのため、なんらかの接点がない生徒は、覚えていられない状況でした。街で出会っても同窓生とわからない人がかなり多いのではと思います。

この世代が、そのまま後期高齢者になっていくことを、集まった150人足らずの集団の中で実感しました。既に亡くなられた方もおり、同窓会に出席されなかった方の中には病気療養中の方もいらっしゃるようです。

次の同窓会は3年後ですが、出席できるよう体力づくりをしようと思いつつ、2次会参加のために友人を募っていました。

田中久子(フォーラム運営委員・女子栄養大学)