2024年度 NPO法人食生態学実践フォーラム 総会研修会「環境の変化で漁獲される魚が変わる、 嗜好の変化で食べる魚が変わる、食育はどう変わるか?」
南北に長いわが国は、その海で生息する魚を漁獲し、地域性の高い魚料理を食べ受け継いできました。しかし、近年の地球温暖化等から漁獲される魚が変わってきた、また、日本人の食嗜好の変化や食の簡便化などから食卓に上る魚の種類や形態が変化してきています。これらの現状を具体的に把握し、私たちはどのような食生活をめざし、どのような食育を進めていけばよいのか一緒に考える機会にしたいと思います。
基調講演(60分)
変わる水産資源 私たちはどう向き合うか
https://lib.suisan-shinkou.or.jp/column/suisan-shigen/vol01.html
講演者:和田時夫(一般社団法人 全国水産技術協会専務理事)
水産資源は親が子を産むことにより更新される。持続可能な利用には小さいものや親を獲りすぎないなどの生産側の対応が欠かせないが、いかに売るか、いかに食べるかといった流通・消費のあり方も重要である。魚離れが進む一方で、好まれる魚と獲れる魚のギャップが拡大し、供給を輸入に頼っている魚も多い。気候変動にともない獲れる魚も変化している。流通・消費を軸に、これからの水産資源との向き合い方を考えてみたい。
現場からの問題提起(各 15 分)
1. 岩手の魚「秋サケ」を教材とした学習会ができないなかで…
発言者:浅沼美由希(岩手県立大学盛岡短期大学部生活科学科講師、栄養教育)
2.漁獲される魚の変化に対応した取り組み
発言者:川畑友和(鹿児島県山川町漁業協同組合)
質疑応答(20 分)
座長:平本福子(宮城学院女子大学名誉教授、調理教育学)
日 時 2024年6月16日(日) 14:00~16:00
会 場 大妻女子大学 千代田キャンパス 本館 F 棟5階 542 教室
および ZOOM による配信
受付後、参加者には事務局から Zoom ID が自動で送付されますので、当日、お入りください。
Zoom ID が届かない場合は、事務局へお知らせください。
会場参加の方は当日、会場にいらしてください。
参加費 無料
資料等 会場参加者は当日配布
(オンライン参加者は 6 月 11 日にメールにて送付いたします)
申込方法
下記のURLもしくはQRコードから、フォームに必要事項を記入し、6月9日(日)までにお申し込みください。
https://forms.gle/KPCGsipgXgE2gSpF9
主 催 NPO 法人 食生態学実践フォーラム
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 4-16-10 コーポ小野 202
℡&Fax:03-5925-3780E-mail:forum0314@angel.ocn.ne.jp
【大妻大学大学 千代田キャンパス】
〒102-8357 東京都千代田区三番町12番地
TEL:03-5275-6000(代表)
駅からの所要時間
- JR総武線「市ケ谷駅」下車 徒歩10分
- 都営新宿線、東京メトロ有楽町線・南北線
「市ケ谷駅」下車(A3出口) 徒歩7分 - 東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」下車(5番出口) 徒歩5分
- 東京メトロ東西線「九段下駅」下車(2番出口) 徒歩12分
<千代田キャンパスマップ>