toggle
2025-01-23

六十の手習い

新年おめでとうございます。新しい年が素晴らしい1年でありますよう願っています。

これまで年の初めに、今年はどんなことを目指そうか? 目標は? など、漠然と考えていましたが、年末になると「また、今年も生活に追われてしまった!!」と、いつも後悔していました。退職してからは、趣味を少しずつ増やしていますが、どれも中途半端です。それなりに継続しているところですが……。

そこで、今年の目標は、昨年から始めた手習い「大人のピアノ」をそれなりに上達して、スムーズに弾けるようになることにしたいと思います。

ちょうど自宅に娘のお古のピアノがあり、退職して自由な時間ができたことをきっかけに、10数年ぶりに調律をしてもらい、初心者の私が昨年春から個人レッスンを受けはじめました。友人の中には、子どもの頃からピアノを習い、音楽を聴くだけでなく演奏を楽しんでいる方がたくさんおります。素敵に弾きこなし楽しんでいる姿を見て、ずっと羨ましいと思っていたので、今さらですが少しでもピアノに触れて楽しむことにしました。

レッスンを受けはじめてみると、ピアノに触れることが楽しいだけでなく、その音色も心穏やかに素敵に聞こえ、生活に彩りを与えてもらっています。また、毎日短時間ですが継続して練習すると、リラックス効果もあり、改めて音楽のすばらしさが身に染みます。楽譜は、初心者の私でも適切な指使い(運指)を習得できるよう音符が大きく、見やすい子ども用の練習用楽譜を用意しました。また、誰もが知っている有名な曲を簡単に弾くことができるように編曲してある「大人のためのピアノ曲集」を選びました。

子どもの頃からピアノを習っていた方は当たり前すぎると思いますが、ピアノは左手と右手を別々に動かし、足も加わり、リズムも多様で、聴覚や視覚を刺激し、ものすごく頭の体操になっていることを実感しています。前期高齢者の私にとって、老化防止効果と認知症予防になっているのではとしみじみ感じています。

今後は、懐かしいポピュラー音楽を少しでも多く弾けるようになりたいと思っています。

昔は子どものピアノ、今はシニアのピアノ

 

中村里美(フォーラム運営委員)

 

コメント1件

  • 高増 雅子 より:

    私も、70の手習いでエレクトーンを習っております。右手、左手、足と本当にリハビリ体操の様です。昨年のクリスマスに「星に願い」をひきましたら、孫からアナと雪の女王の「レット・イット・ゴー」のリクエストに、たじたじでした。
    私は、いつまで続けられるかわかりませんが、今年のクリスマスには、「レット・イット・ゴー」が弾けるようにがんばります。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)