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2014-05-14

東京研修会 「ケア・マネジメントの開発と活用」

研修会・セミナーの報告

東京研修会
「ケア・マネジメントの開発と活用」

  2007年5月26日
  講師:杉山 みち子 (神奈川県立保健福祉大学教授)
  足立 己幸(NPO法人食生態学実践フォーラム理事長、名古屋学芸大学大学院教授)
  座長:尾岸 恵三子(東京女子医科大学看護学部教授)
  会場:東京女子医科大学(東京都新宿区)
  会場:東京女子医科大学(東京都新宿区)

杉山みち子氏

杉山みち子氏


5月26日の総会のあと、ケア・マネジメントの開発と活用~「栄養」と「食行動・食環境」の双方向から~をテーマに研修会を行いました。

講演1は、杉山みち子・神奈川県立保健福祉大学教授が、介護保険制度に栄養ケア・マネジメントが導入された経緯と、介護予防(一般高齢者施策・特定高齢者施策)・新予防給付の「栄養改善」施策の概要と、管理栄養士の役割「介護保険制度と栄養ケア・マネジメント」について講演しました。

足立己幸氏

足立己幸氏


講演2は、足立己幸理事長が、「栄養」と「食行動・食環境」の双方から、食ケア・アセスメントの開発と提案をM食アセスメント票(仮称)の構築を事例に、「M食アセスメント(仮称)おいしい食卓のアイディアさがし(フェースシート)・施設で暮らす人」を紹介されました。
ベースにした理論でたたき台をつくり、実践を繰り返しつつできた過程を丁寧に話されました。

尾岸恵三子氏

尾岸恵三子氏

参加者から、

  • 在宅要介護者に栄養ケア・マネジメントを使ってみたが、実際の生活と離れているので使いにくかった。
  • M食アセスメントのようなものがほしかった。
  • できないところを見つけるのでなく、何ができるかを見つけるアセスメントが必要なことに気づかされた。
  • 介護者が主体のアセスメント(プランニング)でなく、高齢者が主体となるアセスメント(プランニング)が大事。

等の意見が出ました。

文責:薄金孝子(理事)