2010-02-06
見上げてごらん 夜の☆を♪
立春とは名ばかりの寒い毎日です。こんな時には寒さ対策をばっちりして☆を見てみましょう。冬の夜空は空気が澄んでいてとてもたくさんの☆を見ることができます。オリオン座の三つ星やカシオペア座は小学校でも勉強する冬を代表する星座です。しかし,今回の話題は「火星」
火星は太陽系の中でわたしたちがすんでいる地球に一番近い惑星です。宇宙人といえば「蛸」のような形をした火星人をよく想像していました。最近の探査では水があったのではと言われるようなことも発見されています。地球は太陽を中心にほぼ円形で公転しているのですが(公転周期約365日)火星は太陽を中心に楕円に公転しているので(公転周期約687日)地球に近づいたり離れたりしているのです。
1月28日が9933万kmと今年最も近づいたところですが,私も幸い見ることができました。
夕方、東の空に見え始め、真夜中頃に南中(観測位置からみて最も南にあるということ)します。朝には西に沈みます。つまり太陽と同じ動き方で夜中中,見ることができたのでした。私が見たのは何時頃でしょう……それはひみつです。
ともかく火星にこだわらず,☆を見ていると宇宙の神秘を感じざるをえない気持ちになります。
観測し終わったら温かいミルクを飲んで「ホッ」として,眠りにつくのもいいものです。
(運営委員 香川)