2010-02-25
食環境を考える
只今、明後日締め切りの報告書を作成中。
何時に寝たのかな?の状況の中で、川越市在住の働く若年成人から、元気高齢者までの食事記録内容を分析しています。
いろいろな発見がありますが、その中のひとつを紹介します。
これまで、大学生までの児童・生徒や若者を見てきて、どうしたらもっとたくさん食べてくれるのだろう、と悩んできた私は、「こんなに食べているの!?」とびっくり仰天しています。
いくらなんでも、この歳で、肉150gは食べすぎてしょう!
高齢者でも肉料理の出現頻度が高い。
しかも、その1ポーションは多い。
魚料理の出現は少なく、薄塩鮭の焼き物がほとんどである。
振り返って、自分自身も高知から海のない埼玉県・川越市に越してきて2ヶ月あまり。
極端に魚料理が減り、肉料理が多くなっています。
店で魚を見ても、鮮度が気になって買う気になれず、鮮魚はほとんど購入できないでいます。
でも食べたいので、加工品や塩・乾物を購入することになります。
しかし、加工品や塩・乾物がいつもとなれば、その選択の範囲にも限界があり、肉料理が多くなっていくのです。
改めて、川越市の食環境(フードシステム)を考え、この食事票に納得し、私自身の食事・食生活の変りように驚いている次第です。
針谷 順子(フォーラム副理事長)