コンニャクづくりにハマっています
今、我が家には写真の蒟蒻芋があり、コンニャクにしてくれるのを待っています。
485g、707g、808g、と3年物くらいかな。芋から作ったコンニャクの歯ごたえが何とも言えず好きで、里山でおばちゃんの作ったコンニャクが売っていると買っていました。でも、蒟蒻芋を売っているところに出くわしたことはありませんでした。
3年前、横浜市都筑区内のマルシェで蒟蒻芋が売っていたので、嬉しくて重いのに買って帰りました。そのそばに「こんにゃくの素」という箱があり、「混ぜるだけでおいしいコンニャクができる」と書いてあったのですが、これが炭酸ナトリウムとはわからず、「どうして蒟蒻芋のそばに乾燥のこんにゃく粉がおいてあるのだろう、この粉を混ぜるだけでインスタントのコンニャクができる??」と不思議に思いこれは買ってきませんでした。
早速、「手作り食品250種」(昭和46年女子栄養大学出版部発行)を取り出し、また、ネットで作り方の動画をみたりしながら作りましたが、それらしきものはできても固まりが弱かったりみごとに失敗。近所のドラッグストアで「炭酸ナトリウムをください」といったら、重曹をだしてくれました。重曹を使っても、昔、蒟蒻屋さんで分けてもらった白い粉を使ってもコンニャクの塊にはなりませんでした。今から考えると、この「こんにゃくの素」が、まさしく「素」であったと納得しています。
次の年の秋、里山で「コンニャクづくり教室」の募集を見つけ参加しました。農山村のおばちゃん先生に教えてもらい一緒に作りました。柔らかく茹でた芋をミキサーで混ぜて、「こんにゃくの素」を加えてよく練ります。生芋に対しての「こんにゃくの素」の分量、水の分量、温度に気をつけて混ぜ、そこそこのコンニャクが作れるようになりました。それから、芋が手に入ると、あのゴツゴツした芋からどうして、こんなに美味しいコンニャクになるのか、最初に考え出した人は凄い!、と思いつつコンニャクを作っています。
半分の芋から、直径10cm位のコンニャクが7~8個できます(写真)。
薄金孝子(フォーラム理事)