「べんとうず」仙台市食育フォーラムに参加
11月28日(土)に仙台市中心部の141ビル6階エルパーク仙台で、本年度の「食育フォーラム仙台2009」が実施されました。
平本ゼミでは2005年から、3・1・2弁当箱法を子どもらしい方法で伝える活動をしている小学生のグループ(べんとうず)をが支援しています。食育フォーラムには2年前から参加しています。
写真の学生は今年「べんとうず」をサポートしてきた4年生です。
「べんとうず」のメンバー6名は、いつものように、フェルト製の実物大の料理を用いて、会場に来た子どもやおとなに弁当箱法を伝えました。写真右のMちゃん(4年生)は昨年夏の「食育ゼミナー:ハートを食事でプレゼントpart2」にも参加し、弁当箱法の学習をした「べんとうず」メンバーのひとりです。
今年はフェルトの料理作りをサポートしてくださっている子育て支援グループの方々が張り切って、地域性のある料理をということで、シソ巻き(青じそで味噌を巻いたもの)や笹かまぼこなども作ってくださいました。(写真がなくて残念!!)
仙台市では食育活動をしている多様な市民グループが「食育推進隊」として市に登録しています。平本ゼミや「べんとうず」が所属する「夢工房」も食育推進隊のメンバーです。
食育フォーラムは、準備から実施まで、食育推進隊がかかわり、各グループの情報交換の場ともなっています。
「べんとうず」の子どもたちも、他のグループの活動を見て回り、いろんなことを体験しました。
写真は大豆の話の紙芝居をやっている高校生(明星高校調理科)にいろいろ聞いているところです。
この高校生グループとは、他の食育イベントでも会ったことがあるので、まるで仲間同士のような口ぶりで話していました。
食育フォーラムには平本ゼミの3年生も、KYOカードを出展しました。
KYOカードとは、K(簡単)、Y(安い)、O(おいしい)料理のレシピの提案です。
お金はないけど、簡単でおいしくヘルシーな食事作りのために学生から、学生に発信する活動です。
KYOは3年生の必修活動で、ひとり年に2回担当し、学内で配布しています。
この活動は15年間継続しているので、通算250品にもなりました。ヒット作を出すのはなかなか難しいのですが・・。
平本 福子(理事)宮城学院女子大学