2011-10-24
宮城県農業高校生と交流しました
宮城学院女子大学平本ゼミでは「生産から食卓まで」をキャッチフレーズに
いろいろな活動をしています。
昨年、学内の“畑とキャンパスをつなぐリエゾン・キッチン”で
宮城県農業高校の生徒のみなさんが栽培した環境保全米を使わせていただいたのを期に
連携した活動をしています。
宮城県農業高校は3月11日の大震災で大きな被害を受け、
県内の農業高校の校舎を借りての授業が続けられました。
9月より仮設校舎での授業が始まったとのことです。
10月1日(土)高校の畑でとれた野菜を使って、
高校生のリクエストに応えて、
簡単に栄養バランスがわかる「3・1・2弁当箱ダイエット法」の学習会をしました。
大学生のお姉さんとのやり取りが楽しかったようです。
高校生の明るい笑顔にほっとしました。
大学祭に出すスウィートポテト(宮農のさつまいも使用)の試作も高校生と一緒に行いました。
大学祭(10月15日)では、
震災で宮城県農業高校の畑が使えなかったので、
近くの農業大学校の畑で栽培された、通称「かぼちゃいも」と呼ばれる
果肉の色がオレンジ色で味も濃厚なさつまいもを用いました。
大学祭では高校の被災状況やさつまいも栽培についての写真を展示し、
多くの人々にがんばっている宮農生のことを伝えました。
当日は生徒のみなさんと先生が応援に駆けつけてくださり、
ゼミ生と交流しました。
平本 福子(フォーラム理事、宮城学院女子大学)