「豊海おさかなミュージアム」来場者の声
「さけ料理ってこんなにあるんですね」と、鮭料理の一覧表(「さかな丸ごと探検ノート」P.31のさけバージョン)を見ていた40代のお母さん。「鮭って煮ても炒めても食べられるんですね。子どもが好きなので魚といえば鮭だけど、いつも焼いてご飯の上にほぐしてあげるだけでした。知らなかった。今度作ってみます。」
「ねえ、ねえ、知っている? ちんこがあるんだよね?」職員が開館していると入り口前の柱の陰に男の子が隠れていたそうです。ミュージアムの近くに住む小学3年生の男の子で、春休みになったので朝一番に来場してくれたようです。かつおの心臓を鹿児島では「ちんこ」と言っていることを紹介したパネルが印象に残って、今日もさっそく見に来てくれたのでしょうか?
「かつお節がたくさんねえ」どれもミュージアム近くのスーパーで購入してきた物だと説明すると、「へえ、こんなにいろいろな種類が売られていの? あら、どこを見るとかつお節の原料がわかるの? ここ? 本当だわ。かつお節の原料が書いてある」かつお節パックと、その表示の説明をしたパネルを見ながら、50~60代の女性グループがかつお節パックを手に取って確認していました。「いろんな加工品にかつお節が使われている。日本人にとって大事な食品よね」と、うなずきあっていました。
「絵本の揃え方が上手ですね。センスが良いので、ここに来ると端から子どもに読み聞かせているんです」ベビーカーを押しながら来館されたお母さん。魚の絵本を見ながら話して下さいました。3歳(くらい)のおじょうさんは、展示準備中の「実物大そのまんま料理カード」でおままごとをして遊んでいきました。
「豊海おさかなミュージアム」は、東京駅丸の内南口から都営バス(豊海水産埠頭行き)で20~30分、終点脇に建つ豊海センタービル2階です。魚の情報が詰まっています。今(4・5月予定)はかつおをテーマにした展示が行われています。一度、お訪ねください。
高橋千恵子(フォーラム理事)