7月4日(日)総会研修会「あらためて『共食』とは何か? 持続可能な『人間らしい食』にとっての意味(概念)を考える」をオンラインにて行います
基調講演(45分):「三密回避」等が優先する今だからこそ、「共食」が大事:従来の定義を総括した「共食」の概念図の提案
講演者:足立己幸(女子栄養大学名誉教授・名古屋学芸大学名誉教授、食生態学)
ひとり残らずの人々が、それぞれの「生活の質」と「環境の質」の持続可能な共生を考え、実現できることを目指す「食生態学」の実践と研究成果をベースに、“「共食」の世界地図”(概念図)を描いてみました。使えるか? 自分(たち)の位置や役割を確かめることができるか? その中で、1987年、共食研究開始時に出した最初の概念「家族と一緒に食事を食べる」を日常生活の行動目標にする意味なども考えてみたいと思います。
現場からの問題提起(各15分)
① 学校給食から:“みんなで楽しく食べる”がどう変わったか
発言者:上原正子(愛知みずほ短期大学客員教授・学校食教育学)
② 農場から食卓への「野菜直販」から:インターネット・SNS・地域ネットワークで広がる食を通したつながり
発言者:平野達也(株式会社ホールアース農場 代表)
意見交換(30分)
座 長:平本福子(宮城学院女子大学特任教授、調理教育学)
●日 時: 2021年7月4日(日) 13:00~15:00
●会 場:オンライン
受付後、参加者には事務局からZoom IDをお知らせいたしますので、当日、おはいりください。
なお、6月29日までにZoom IDが届かない場合は事務局へお知らせください。
本テーマについて学び、仲間と共に従来の活動や研究の不足部分を再考し、かつ実践や活動の新視点を得る可能性の高い研修会になるものと期待します。なお、機関誌「食生態学―実践と研究」第14号(2021年3月発行)の「基調発言(足立己幸)」で「共食」についての論述がありますので、目を通して参加していただけると幸いです(Zoom IDを送信する際に「基調発言」PDFを送らせていただきます)。
【参加費】無料
【申込方法】申込みURL、もしくはQRコードから、必要事項を記入しお申し込みください。メールでも受け付けております。
「あらためて『共食』とは何か? 持続可能な『人間らしい食』にとっての意味(概念)を考える」のチラシ(pdf)をダウンロード