帯状疱疹の予防接種をしてきました!
6月6日、8月25日と中2か月あけて、帯状疱疹ワクチン シングリックスを接種しました。副反応が……つらかったです。
今年70歳を迎える私はさいたま市の補助金の対象者になると、市からハガキの案内が届きました。帯状疱疹の痛さ、怖さはあちこちから聞いていましたが、「私は大丈夫!」と変な自信があり接種するつもりは全くありませんでした。
しかし、ちょうどのタイミングで、娘から「職場の上司(40代男性)が、目にできて(「眼部帯状疱疹」というそうです)入院した。『失明するかもしれない』と、職場で大騒ぎになっている。入院も長引きそう。お母さんもチャンスがあったら予防接種したほうがいいよ」と言われ、一大決心のもと接種することにいたしました。
注射の痛さは想定内ですが、想定外だったのが副反応の辛さでした。コロナの予防接種では、何ともなかった私。あまりにも何ともないので恥ずかしさから皆に合わせ「ちょっとだるいかな……」なんて言ってましたが、本物の副反応はとんでもないものでした。1回目はたかをくくり「解熱・鎮痛剤を出しましょうか?」と言われたのに「いらない」と断り、夜中から38.3度の発熱、倦怠感、打った腕が痛くて寝返りもままならず、その後2日間は家で静かに過ごしていました。2回目は薬も処方してもらい万全の対策で臨んだものの、やはり夜から熱発。だるくて仰向けのままいられないものの、接種した左腕は痛くて下にできないため、片面だけ向いてゴロゴロと……。下肢もだるくて曲げたりのばしたり……しっかり薬を飲みながらでしたが、丸2日間、布団に横たわってしまいました。コロナの接種で、「副反応がつらいからもう二度と接種しない」と言っていた人の気持ちが今頃理解できました。
「これって一生ものですよね?」2回目の接種の後、思わず口走ると、若い真面目そうな先生が「おそらく大丈夫ですよ。ただ臨床事例がまだ少ないので、太鼓判は推せないのですが……」と静かな声でおっしゃいました。先日、ニュース番組を見ていたら、帯状疱疹の予防接種は認知症の予防にも効果がありそう伝えていました。痛い思いをしたのだから効果がばっちり現れてほしいと願っています。
髙橋千恵子(フォーラム副理事長)
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